タルムード金言集 成功者へのヒント 読んでみた

今年の目標として、毎月1冊は本を読むと決め、

面白かった本の紹介です。

よくリベ大でも話題に上がる

ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集。

私も気になって買って読んでみました。

目次

タルムードとは!?

ヘブライ聖書とともにユダヤ人の信念、哲学などを説いた、人生の羅針盤のような書物

タルムードとは、ヘブライ語で『研究』、『学習』を意味する言葉

成功者に多いタルムード

全世界の0.25%のユダヤ人ですが、ノーベル賞受賞者の約20%を占めると言われたり

長者番付けの上位を占めるのもユダヤ人と言われています。

ユダヤ人がこれほど優秀なのにもこのタルムードが影響していることでしょう

この言葉はよくリベ大の両学長がおっしゃってますねw

この本には、お金、ビジネス、人生論、困難への対処法など

タルムードにある逸話をいくつか紹介しています。

その中で、印象に残った話を紹介します。

モーゼの反論

モーゼが神に対してディベートをするこの話。

この話こそ、ユダヤ人を象徴する話ですね。

神がモーゼにエジプトへ行き、ユダヤ人を救出してこいと指示をだしますが、

モーゼは、なぜ?と神にまで、しつこく疑問をぶつける内容です。

ユダヤ人はディベートが好きなんでしょうね。

ディベートするだけではなく、自分の意志を伝え、より良い条件になるよう

話を進め、結果成功(商談成立)となっていく逸話です。

疑問の精神こそ道を拓く → 『なぜ?』を忘れると思考停止になる

例え、相手が神であろと、『はい、わかりました。』

では、無く、本当にそれでいいのか?なぜ、そうなのか?

様々な角度から、自分の考え、意志を持って結論を出すことを重要視しています。

日本人は、曖昧な表現が多く、意見や、質問をすることは、あまりないので

日本人の私たちとは、相反する人種かもしれないですねw

『なぜ?』を繰り返すことが叡智の源泉になる

この考えのユダヤ人の根源になっているのでしょう

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魔法のザクロ

あるところに3人の兄弟が姫を助けるために

自分達の不思議(大切)なものを使い、姫を助けた話

長男は不思議なガラスのコップで、姫を見つけ、

次男の空飛ぶ不思議な絨毯で、姫の元へ駆けつけ、

三男の魔法のザクロを半分姫に食べさせて、姫を助けた。

姫は助けてくれた、この3人の誰かと結婚することに

さて、誰と結婚したのか。。。

姫は三男と結婚すると

3人とも姫の為、大切なものを使ったが、

長男、次男とも、使った後も、宝物はまだ手元にあるが、

三男は、姫を助けるために、宝物を半分失った。

『ノーペイン、ノーゲイン』

 ー犠牲なくして成功なし

 何かを得るためには、まずは、痛み(ペイン)が先である

何かを失ってこそ、成功を掴める話です。

youtubeのリベ大の動画でも、詳しく説明しています。

気になった方は、ぜひ検索を

用心しすぎたアラブ人の商人

とある商人が砂漠横断の旅に出た。

途中、砂嵐にあうといけないので、水樽を倍持っていくことに

すると、ラクダも2頭必要に、

ラクダは、目的地で売ればいいと考えた。

ところが、砂嵐はなかったが、ラクダは途中でへばってしまい、動かない。

商人は、仕方なく、ラクダを捨て、大事な荷物を背負い、目的地へ向かうことに

すると、

半日もたたないうちに、砂嵐が起こし、

3日間身動きが取れない

4日目ようやく、おさまったが、商人は荷物を背負って動く体力は残ってなく、

水筒のみをぶらさけ、命かながら、近くの村へ到着した。

結局、商人は、『大事な荷物も、ラクダもすべて失ってしまった』

過剰な用心はいい結果を生まない

用心の適正を考えよ!

この話は日本人によくあてはまるなぁって感じますね。

行動する前にいろいろリスクばかり考えてしまう

適正なリスクが理解出来てない。

経験が必要かもしれないが、頭でっかちになりがちですよね。

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まとめ

いかかでしか!?

他にも様々な逸話をもとに、リスク管理、人生論、金融思考について、書かれてます。

一見、難しいような見た目になりますが、

読みだすとはまってしまい、すらすら読めました。

ユダヤ人の母はこれらのタルムードの逸話を子供に語り継がせています。

母親は子供に読み聞かせ、『あなただったらどうする?

と、子供に考えさせ、

また、登場人物がとった行動に対して、『どうしたらよかったと思う?

などと、問いかけ続け、子供達は考えることが身につきます。

これにより、子供たちは人生で起こりうる、トラブルにも自分で考え、対応できるようになります。

そういったことから、成功者にユダヤ人が多くいるんでしょうね。

子ども達に考えさせる前に、私たち親が考える習慣をつけないといけないですね。


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