シンボルツリーや、庭の木々、垣根など、
庭を設計すると木々の剪定が必要、不可欠ですね。
今回は私が間違えていた剪定方法とその結果
正しい剪定方法を紹介していきたいと思います。
こんな方のおすすめ
- シマトネリコを植えている方
- シマトネリコをシンボルツリーにと考える方
- シマトネリコの剪定方法を確認したい方
剪定(せんてい)とは!?
植木の枝を切ることです。
枝を切ることで、形を整えたり、風通しを良くします。
なぜ剪定が必要!?
見た目を綺麗に保つために必要です。
また、木が効率よく栄養を吸い上げ、生育を促すためや、
病害虫の繁殖を防ぐためにも必要です。
良かったらご覧ください。
剪定時期は?いつがいい?
・剪定時期は真夏を避けて5月~9月。
・強剪定する場合は3月~4月
剪定時期は5月~9月が良いです。シマトネリコは暑くなってくると発育が活発になります。
その時期であれば、万が一剪定に失敗しても、すぐに初芽が出るため、剪定の失敗もすぐ戻ります。
ただ、真夏、暑すぎると
剪定部位から水分が抜け、葉が枯れる場合があるため、真夏の8月は避けた方がいいです。
また、太い幹を切ったり、高さを整えるための強剪定は3月~4月に行いましょう。
我が家の失敗例
シンボルツリーで植えたシマトネリコの特徴
成長が早く、1年間で4、50cm成長することもあり
毎年剪定し、枝を間引き(透く)して、清涼感を維持しましょう。
何も考えずにフィーリングで切ってました。
シマネトリコは成長が早いため、気付いたらもっさもさになっていたり、
フェンスをはみ出していたりします。
気づいた時に、その都度切るという感じでした。
結果
剪定しても、若干ボリュームが減る程度でした。
何か違うなと少し勉強しました。
切る位置を間違えていた
なんとかくで切っていたので
伸びている枝を中途半端な位置で切っていました。
その影響で、数ヶ月後には、
切った枝の下から新たな枝が生え、横や、斜め上に向かって枝を伸ばします。
もっと下の枝の元から切らないといけない様です
間違った剪定を繰り返した結果
枝は、上にも横にも拡がり
内側は、葉が生い茂り
ボリーム満点のシマトネリコの完成です!w
内側の葉には、虫食いなどもあり
病害虫が付きにくいシマトネリコでも、
管理方法を間違えると、病害虫の被害にあう事がわかりました。
剪定ポイント
不要な枝を切る
小枝は元から切る
思い切り切る(涼し気にする)
高さに気をつけて切る
シルエットは逆ハの字
順にみていきましょう。
まずは、不要な枝を切る
まずは、枯れてしまっている枝や、
古くなっている枝を切りましょう
太い枝から生えてる小枝は元から切る
中途半端に枝を残すと、またそこから枝が伸び、
葉が生茂るので、思い切って切りましょう。
・幹から直接生えている枝を切る!
内側の混み合っている葉、枝を思い切って切る
葉が生い茂っていると、シマトネリコの清涼感が活かせません。
後ろの視界が見えるくらい空いてもOKです。
涼し気のある葉の量にしましょう
・枝の向きが内側や、下に向かっているものを切る
高さに気を付ける
成長の早いシマトネリコですので、
放置してしまうと、手の届かないところまで背が伸びてしまうことも
そうならないためにも、ある程度の高さになったら、
高さ調整の剪定を行いましょう。
・一番高く伸びている枝の先端を切る
・枝分かれしている真ん中の枝を切る
シルエットは逆ハの字
剪定後のシルエットをイメージして剪定しましょう。
キレイ、かっこよく見えるのは根元が細く、上に行くほど広がっていく逆ハの字です。
ポイントを確認して剪定しました。
だいぶスッキリした感じです。
(剪定後)
(剪定前)
剪定前後で比べると一目瞭然ですね。
それでも
改めて画像で見ると、
上部は生い茂って感じるので、もっと空いた方がいいかなと思います。
剪定ハサミ
100均で失敗
取り敢えず、手軽に買える100均で買ってみました。
切れなくはないですが、すごく力が必要で、刃もすぐボロボロに
シマトネリコのように幹が太い木では剪定バサミもしっかり選ぶ必要があります。
安来青鋼 剪定鋏
祖父の家でたまたま見つけました。
剪定バサミ!
これがよく切れる!w
安来青鋼!?
調べてみたら高い!w
流石に同じものはありませんでしたが、
どうやらすごくいいはさみの様ですね
ここまで良い剪定バサミではなくてもいいですが、
100均では、切れないため、ある程度のハサミが必要です。
剪定ノコギリ
強剪定する場合や、太い幹を切る場合は
剪定ばさみだけでは、切れません。
剪定ノコギリが必要になります。
いずれ大きくなった際必要になるので、1本あるといいですね。
まとめ
剪定のポイント
- 小枝は幹の根本から切る
- 内側は、思い切ってすく
- 高さに注意
この3点に注意して、剪定をしましょう。
私も内側をあまり空く事が出来ていなかったので、
ボリュームがあるシマトネリコで
魅力が魅力が半減してました。
しかし、シマトネリコは成長が早いので、
切りすぎても、すぐ元通りになるでしょう。
シマトネリコらしさを出すためには、
生い茂っているよりも、スカスカの方が綺麗に見えます。
バンバン切っちゃいましょう!w
シマトネリコは枝が成長が早いので、
枝も太くなりやすいです。
切れ味の良い剪定ハサミを選んだ方がベターです
また、大きくなりすぎると
高枝切りばさみや、脚立も必要になるので、
ある程度の大きさでキープしておく方がいいでしょう。
脚立は洗車用で購入にしたので
剪定の際も使ってます。
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