室内ドアをゆっくり締める役割のドアクローザー
ドア側のピンを迎え入れる
ダンパーが閉まったままになることありませんか!?
![ダンパーが閉じたドア](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0691-800x600.jpg)
気が付いたら写真のような状態になっていたり、
ドアが閉まり切ってないことで気が付いたり、
ドアを開ける際、『バコッ!』といった音がして気が付いたり
多々あるかと思います。
このダンパーを手で開くのには、力が必要で、地味に面倒な作業ですよね。
今回は室内ドアクローザーのトラブルを解消していきたいと思います。
解消法として2つご紹介します。
ドアのピンを上げる
扉の歪みを直す
原因
![ダンパーの閉じたドアの説明](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/654f42e8-3ee1-4a2b-b995-f9252cd2bd54-800x800.jpg)
正式名称は分かりませんが、それぞれの部品の名前を仮定してつけておきます。
通常、扉を開けた際、ダンパーは開いた状態で待機しています。
![通常のドア
ダンパーがピンを迎える](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0679-800x600.jpg)
扉を閉めると扉側のピンがダンパーの溝にハマり
ゆっくり閉まるという構造です。
![ダンパーがドアのピンを迎える](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0680-800x600.jpg)
扉を開ける際は
扉のピンがダンパーを一緒に開けますが
ピンが何らかの原因で下がっていると、
ダンパーの溝に上手くはまらず、
ダンパーが残ってしまうことがあります。
つまり、
扉のピンとダンパーのかみ合わせが悪くなったことが原因になります。
では、どう直すかみていきます。
ドアのピンを上げる。
まずは、ピンを回して上げて、ダンパーとのかみ合わせを調整しましょう。
![ドアのピンを上げ
ダンパーにはまるようにする](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/9a42ab3d-18d2-4e6f-bf67-401264867450-800x800.jpg)
1つ注意してください。
ピンの上部の部品を回すのではなく、
下の金具部分を回してください。
下の金具部分を回さないと上に上がりません。
![ピンを下げてはダメ](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/172ab29d-59ac-4596-946c-3142636f9d36-800x800.jpg)
ピンを上げる方法は簡単ですぐに対応出来ます。
しかし、
しばらく経つとまた噛み合わせが悪くなり、
同様の事態に陥る事が多々あります。
つまり、ピンを上げるだけでは根本の修理ではないのです。
実は、扉が歪んでいるのが原因で、
ピンが回り、ピンが下がっていき、噛み合わせがズレていくようです。
扉の歪みを直す
歪みチェック
見ただけでは、分かりにくですね。
![ドアの歪みチェック](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0682-300x400.jpg)
メモ帳を挟んで、隙間が均一か見てみます。
![ドアの歪みチェック](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0688-300x225.jpg)
メモ帳を左にスライドしていきます。
すると、
![ドアの歪みチェック](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0689-300x225.jpg)
途中で止まってしまいました。
少し、極端ですが、
斜め左下の傾いていました。
![ドアの歪みあり](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/09ebd57f-5495-4c35-add5-70952399c079-300x300.jpg)
使う道具
![一条工務店マイホームセット](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0692-1-800x600.jpg)
マイホームセットの中にある
開き建具調整のドライバーを取り出します。
![開き戸調整ドライバー](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0693-1-800x600.jpg)
こちらですね。
あとは、この説明書の通り、進めていきます。
歪み修正
まずは、上下のカバーを外します。
![ドアのカバーを外す(上)](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0695-800x1066.jpg)
![ドアのカバーを外す(下)](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0696-800x1066.jpg)
専用のドライバーを使って調整していきます。
![ドライバーで調整](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0698-800x600.jpg)
![ドライバーで調整](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0697-800x600.jpg)
説明書に詳しく書いてあるので、
自分の扉の傾き、歪みに合わせて、調整をしましょう。
一通り終わったら、
メモ帳で、確認します。
今度は、詰まる事なく、端まで行けました。
![ドアの歪みチェック](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0699-800x600.jpg)
大丈夫そうなので、カバーを戻して、完了です。
![ドアのカバーを戻す](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0701-300x400.jpg)
![ドアのカバーを戻す](https://pon-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/img_0700-300x400.jpg)
お疲れ様でした。
まとめ
いかがでしたか!?
今回は、室内のドアクローザーの修理方法について紹介しました。
- ドアのピンを上げる
- 扉の歪みを直す
この2つの方法です。
まずは簡単なピンを上げる方法を試し、
それでも、数ヶ月後にまた、噛み合わせが悪くなる場合は
ドア自体が歪んでいるかもしれません。
一度チェックしてみて、歪み、傾きを調整してみては、いかがですか!?
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